世界に誇る秋田の伝統工芸品 歴史をたどる特別展「美の交差点 博覧会とあきたの工芸」
ABS秋田放送 / 2024年5月29日 18時57分
産業振興などを目的に、国の内外で開かれた博覧会に出品された伝統工芸品と、その歴史をたどる特別展が秋田市で開かれています。
秋田市の県立博物館で開催されている、「美の交差点 博覧会とあきたの工芸」です。
国の内外で開かれた博覧会で高い評価を受けた工芸品など、約250点が展示されています。
秋田から初めて国際万博に工芸品が出されたのは、1873年、明治6年です。
中央ヨーロッパのオーストリアで開かれたウィーン万博で、漆器の「能代春慶」が世界の工芸品の中から3等賞にあたる有功賞を獲得。
当時贈られたメダルと、目録から再現された作品が展示されています。
そのウィーン万博の影響を受け、4年後の1877年には、東京・上野公園で第1回内国勧業博覧会が開催されました。
そこに秋田から出品された安喜多富貴印葉図。
秋田蕗にインクなどをつけて細かい葉脈まで写し取ったもので、名古屋市に残されていました。
また、大仙市の旧太田町で開発され、一代で途絶えたとされていた幻の漆器、紫塗は、博覧会の資料から、新たに親子2代にわたって続いてたことが判明しましたが、技法など、いまも多くが謎のままだということです。
秋田の伝統工芸品の歴史をたどる、この特別展は、来月いっぱい、月曜日を除く午前9時半から午後4時半まで、秋田市の県立博物館で開かれています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「エキスポ」って、なんの略? 【意外と知らない外国語雑学】
ananweb / 2024年6月26日 20時0分
-
県内最大の公募展「県展」開幕 個性豊かな作品が会場を彩る
ABS秋田放送 / 2024年6月21日 19時37分
-
陶芸による新たな表現世界の歩みをたどる 和歌山県立近代美術館「土が開いた現代」
産経ニュース / 2024年6月21日 13時0分
-
京都芸術大学 芸術館にて2024年度 春季特別展「眼の記憶/手の記憶」を7月20日(土)まで開催しています
PR TIMES / 2024年6月19日 12時15分
-
能登半島地震で被災した輪島塗作家たちを支援 東京・銀座の工芸アートギャラリーで「輪島塗の特別展」
OVO [オーヴォ] / 2024年6月4日 10時29分
ランキング
-
1福岡のこども病院でまた…パワハラで職員処分 日常的に「殺すぞ」
毎日新聞 / 2024年6月29日 8時46分
-
2両陛下、英国公式訪問からご帰国 国賓として多くの行事臨まれる
産経ニュース / 2024年6月29日 18時37分
-
3弥彦総合文化会館で配管工事中に爆発事故 1人死亡、5人が重軽傷 新潟・弥彦村
BSN新潟放送 / 2024年6月29日 15時47分
-
4蓮舫氏が激しい雨の中で演説 熱気の聴衆はまるで香港「雨傘運動」のよう
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月29日 9時26分
-
5小学5年生の請願、大和市議会が全員賛成で採択…市の計画に「子どもの意見反映」求める
読売新聞 / 2024年6月29日 8時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)