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ブラウブリッツ秋田の新スタジアム建設予定地 穂積市長「八橋もひとつの選択肢」

ABS秋田放送 / 2024年6月3日 18時58分

秋田市の穂積市長は、外旭川地区での整備を計画してきた新たなスタジアムの建設予定地を、八橋地区に変える可能性があるという考えを明らかにしました。

穂積市長は、スタジアムを新たに建設する場合に、Jリーグ側が求める収容規模の条件が緩和されたためと説明しましたが、八橋地区は、市が一度建設候補地から除外した場所です。

今週開会する秋田市議会を前に、記者会見に臨んだ穂積市長。

穂積市長

「なかなか難しい。そうですね…4つの連立方程式を解くような、そんな感じかな」

余裕の笑顔をみせる市長は3日、そうした複雑な方程式を解くための、一つの選択肢を明らかにしました。

穂積市長

「ほかの土地があるのか…という中での、やはり模索をしていかなきゃいけない、こういう風に思っています。八橋っていうことも一つの選択肢にあるだろうと、こう思っています」

新たなスタジアムの建設予定地を、外旭川地区から、八橋運動公園内に変える可能性に言及した穂積市長。

新たな選択肢を示したのは、スタジアム建設の実現性を早期に示すよう、Jリーグから求められているためです。

現在、サッカーJ2のブラウブリッツ秋田は、今後J2以上のリーグでプレーするための参加資格・クラブライセンス取得のためのJリーグへの申請手続きを今月末に控えていて、整備費用を負担する県や市と、ライセンス取得に向けた対応策を協議しています。

ブラウブリッツ秋田は、新たなスタジアムの建設が「確実に進むこと」を条件にこのライセンスを取得しましたが、着工の目標が4年遅れたことなどから、Jリーグ側は、建設の実現性を疑問視しています。

八橋地区を選択肢にしたのは、状況の変化が理由の1つだと、穂積市長は説明しました。

穂積市長

「1万人規模のものを建てなきゃいけないということで、八橋の方も非常に難しいということになりましたが、当初は、5000人規模でもいいと、今後はね」

Jリーグは去年、スタジアムを新たに建設する場合の収容人数の規模の条件を、「5000人以上」に引き下げていて、穂積市長もこの方針転換に基づき、八橋地区での建設の可能性を検討し始めたと説明しました。

また、八橋地区に建設する場合、新たな施設をゼロからつくる想定です。

記者

「改修ではなく新設?」

穂積市長

「その通りです。もう改修っていう選択肢はないんです。当面の間は八橋の陸上競技場を整備してやりますけど、将来は新設にしますよと。その約束のうえでライセンスをいただいているんですね」

外旭川地区がスタジアムの建設候補地となる2021年よりも前には、八橋地区が有力な候補地だった時期もありました。

ただ、秋田市は、公園としての機能が損なわれることや、建設期間中の利用者への影響が大きいことなどを理由に、候補地から外した経緯があります。

秋田市は、八橋地区で整備を進める場合、建設スケジュールの前倒しや、整備・運営費用の削減が可能かどうかも判断の材料にする考えです。

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