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おかえりなさい!八木山動物公園からゾウの花子が6年ぶりに大森山動物園に

ABS秋田放送 / 2024年6月5日 19時0分

6年前の2018年に繁殖を目指して、28年住み続けた大森山動物園を離れていたメスのアフリカゾウ「花子」が5日、帰ってきました。園の飼育員が温かく出迎えました。

国内でのアフリカゾウの飼育頭数が減る中、繁殖を目指して仙台の八木山動物公園に移っていたメスの「花子」。

5日午前、仙台の八木山動物公園から秋田へと移動を始めました。大森山動物園で暮らすのはおよそ6年ぶりとなります。

「花子」が大森山動物園にやってきたのは34年前の1990年です。南アフリカで群れからはぐれているところを保護され、その後大森山動物園に。

以来28年間、人気を集めました。6年前のお別れ会には多くの人が駆けつけました。

三木爽史記者

「花子を載せたトラックが大森山動物園に到着しました。仙台に行っていた花子が秋田に帰ってきました。これから寝室に移す作業が行われます」

輸送用の特別な箱がクレーンに吊るされてゾウ舎まで移されました。

繁殖はかないませんでしたが、この後慣れ親しんだ大森山動物園で再び暮らします。

仙台からの長旅の疲れも見られず「花子」の体調に問題はなさそうだということです。

「花子」は、落ち着いた様子で園の職員と触れ合っていました。

大森山動物園(ゾウ担当)山上昇さん

「花子にはずっと声をかけて、いつでもそばにいるよという気持ちで、何かあったら我々力を合わせて花子の幸せのために頑張っていきたい。というふうに思います」

大森山動物園に帰ってきた「花子」は、体調を見ながら早ければ6日午後、来園者に元気な姿を見せてくれるということです。

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