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秋田ノーザンブレッツ 今季初の公式戦で快勝 交流戦トーナメント優勝に前進

ABS秋田放送 / 2024年6月10日 19時2分

社会人ラグビー・秋田ノーザンブレッツは、9日、秋田市で今シーズン初めての公式戦に臨みました。

新戦力の活躍が光り、相手を圧倒、白星でスタートを切りました。

社会人ラグビー、トップイーストリーグの最上位・Aグループの秋田ノーザンブレッツ。

6人の新加入選手を加え、今シーズンは「アップテンポなラグビー」でグループ優勝を目指しています。

9日は今季初の公式戦、トップイーストの春季交流戦トーナメントに臨みました。

赤のノーザンブレッツは、3回戦からの登場。

対する水色のクリーンファイターズ山梨はBグループですが、1・2回戦ともに30点以上の大差をつけて勝ち上がってきました。

ノーザンブレッツは開始早々、相手の勢いに押される場面が目立ちます。

前半12分には反則からペナルティゴールを決められ、先制を許します。

しかし、すぐに反撃します。

前半17分、素早いパス回しからフルバック福島がこの試合最初のトライを決めます。

勢いづいたノーザンブレッツ、「アップテンポなラグビー」を展開し、さらに攻勢を強めます。

ラインアウトからテンポよくパスをつなぎ、フルバック福島がボールをけり出すと、新加入のウイング梶原が一気に走りこんでトライ。

試合前に先輩たちから「ミスを恐れず元気なプレーを」と声をかけられ、梶原は落ち着いて試合に臨めたといいます。

さらに、前半30分、スクラムハーフでキャプテンの茂野がモールから相手のサイドを突破し、最後はこちらも新加入のウイング・佐藤亮吾がトライ。

2人の新戦力が躍動し、チーム全体が勢いづきました。

後半も勢いに乗るノーザンブレッツ、フォワード陣も力強さを発揮し、さらに試合を優位に進めます。

後半26分、敵陣深い位置でのラインアウトからフランカー・モセイトゥバ。

フィールドを広く使ってパスを出し、最後はまたしても佐藤亮吾。

佐藤はこの日2つ目のトライで存在感を見せました。

新加入選手の活躍が光り、合わせて9つのトライを奪ったノーザンブレッツ。

今シーズン初の公式戦を白星で飾りました。

新加入 佐藤亮吾選手

「新人として元気にトライも取って、お客さんの前で活躍できたので、シンプルにうれしいです」

「自分の持ち味であるスピードを生かして、もっとブレッツを強いチームに、 僕自身もレベルアップして、もっとチームで一体となって頑張っていきたいなと思っています」

新加入 梶原大河選手

「試合前緊張してたんですけど、アップから声を出してリラックスした雰囲気で臨むことができて、それに加えてトライも取れてほっとしています」

「この試合で良かった部分も課題も見えたので、しっかりこの1週間、課題をしっかり振り返って、またいい試合ができるように頑張ります」

上々の滑り出しとなった、ノーザンブレッツ。

次は16日に男鹿市で東京の横河武蔵野アトラスターズとの準決勝に臨みます。

ラグビー最高峰のリーグ・リーグワンへの参入を目指している、秋田ノーザンブレッツ。

その参入へ向け、大きな判断材料にもなるリーグ戦は9月に開幕します。

その前哨戦の交流トーナメント、優勝まであと2勝です。

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