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秋田開催の高校ラグビー東北大会 秋田工が岩手の強豪を下し4連覇

ABS秋田放送 / 2024年6月17日 18時48分

秋田市で開かれていた高校ラグビーの東北大会は、16日に決勝が行われ、秋田工業が4連覇を果たしました。

大会最多38回の優勝を誇る、秋田工業。

対するは岩手の強豪で優勝経験もある、黒沢尻工業です。

秋田工業は前半24分、敵陣にボールを運びます。

フィールドを広く使ってパスを出し、得点のチャンスをつかみますが、相手のバックス陣に阻まれ、惜しくもトライとはなりません。

前半終了間際、ゴール前のラックから、ナンバーエイトでキャプテンの三浦颯太が持ち出して、先制トライ。

その後のキックも決まり、7対0で試合を折り返します。

秋田工業は、後半4分にもトライを決めてリードを広げますが、その直後、相手のウイングにボールを奪われ、独走を許しました。

後半の途中から降り出した雨は、試合が終わりに近付くにつれて強まりました。

厳しいコンディションの中でしたが、秋田工業は相手に流れを渡しませんでした。

後半14分、敵陣深い位置でのラインアウトからモールをそのまま押し込みます。

数少ない2年生のスタメン、フッカー佐藤良祐がトライを奪いました。

その後も得点を重ねて突き放し、相手のトライも許さなかった秋田工業。

大会4連覇を果たしました。

秋の花園予選に向けて弾みをつけています。

秋田工 三浦颯太 主将

「黒沢尻工の接点っていうところで、自分たち押されて押されてで、苦しいゲームだったんですけど、ずっと自分たちの強みであるモールっていうところで、どんどん自分たちの流れに持ってこられたのが、勝因かなって思います。きょうみたいなフィジカルバトル、負ければいい攻撃ができないから、フォワードの接点で圧倒できるようなチームになって、そこからアップテンポでフォワードバックス一体となった展開ラグビーっていうのを目指していきたいなと思います」

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