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漁業関係者の思いを汲み取った調査と工事計画を 新たな商業用洋上風車の建設を前に検討委員会が初会合

ABS秋田放送 / 2024年6月17日 19時8分

「男鹿市、潟上市、および秋田市沖」では4年後に新たな洋上風車による商業運転が始まると計画されています。そんな中、漁業への影響を調べる検討委員会の初会合が17日開かれ、来年4月に調査を始めることを確認しました。

検討委員会は、東京電力と中部電力が出資しているJERAなどによる洋上風力発電の事業者や、漁業関係者、それに学識経験者などで構成されています。

初会合で事業者側は、2028年6月の運転開始に向け、その前年の2027年4月に風車の建設を始める工事計画を説明しました。

「男鹿市、潟上市、および秋田市沖」の海域には21基の洋上風車が建設されます。事業者側は工事開始の2年前の来年4月に漁業への影響を調べ始め、運転開始後少なくとも3年間は継続して調査を行う予定です。

水質や魚の漁獲量に変化がないかなどを調べることにしています。

出席した漁業関係者からは、サケやアユの遡上に影響を及ぼさないか懸念する声が聞かれました。

村上久夫さん

「工事の打撃音、それから翼端の振動ですね。かなり影響が出るのではと思っております。」「遡上を妨害するような工事方法 はやって欲しくないね~。」

渡部英治さん

「共存共栄といいますか、事業者の姿勢が分かりましたので協力はしたいと、ただし単なる説明とか調査に終わらないように、実態にあったきめ細かな対応をしていただきたいと。これが我々漁業関係者の強い思いです。」

検討委員会は、今年度中に具体的な調査計画をとりまとめることにしています。

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