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高校野球夏の大会 最注目のカード 明桜 対 金農 延長タイブレークまでもつれる白熱の戦いを制したのは

ABS秋田放送 / 2024年7月10日 17時0分

高校野球・夏の甲子園予選は注目の2校が激突。2年連続の夏の甲子園を目指す春の県大会の王者、明桜と去年秋の県大会を制した金足農業。延長タイブレークにもつれこむ白熱の展開となりました。勝利したのは・・・

さきがけ八橋球場の第一試合。去年秋の県大会で優勝しながら春は初戦で敗れた金足農業と連覇を狙う第1シード明桜がいきなりぶつかりました。

明桜の先発は、去年の決勝で試合を締めくくり胴上げ投手となった加藤悠羽。その加藤を金足農業の打線が初回からつかまえます。ランナーを3塁に置いて4番加藤、ライト前にしぶとく落としました。 先制します。

金足農業の先発は2年生エースの吉田大輝。兄はオリックスの吉田輝星投手です。1回裏先頭バッターにヒットを許しますが後続を絶ち、得点を許しません。

金足農業は3回にもランナーを2塁に進め3番の薮田。フェンスダイレクトのタイムリーヒットで追加点を奪います。

6回まで無得点の明桜打線。7回、連打と送りバントで1アウトランナー3塁2塁と吉田を攻め立てます。このチャンスで7番佐藤。

レフトの頭上を越えるタイムリーヒットでゲームを振り出しに戻します。

しかしこの後吉田の球威がさらにあがりました。9回にかけて5者連続三振など同点に追いつかれてからは1本のヒットも許さず、試合はノーアウト1塁2塁から始まる延長タイブレークにもつれこみました。

10回オモテ金足農業は先頭バッターが送りバントを確実に決め1アウト3塁2塁に。ここで打席は3回にタイムリーを放った3番の薮田。

犠牲フライで勝ち越します。

そのウラもマウンドに立ち続けた吉田は明桜打線を圧倒します。最後も三振で締めくくりました。金足農業、第1シードを破り初戦突破です。

金足農業 吉田大輝投手

「タイブレークにもちこんだら自分たちの勝ちっていうイメージを自分は持ってたんで、それで野手が1点取ってくれたんで、ま、ここは絶対エースとしておさえるっていう気持ちで投げました」

そのほかの結果です。グリーンスタジアムよこてには第2シード秋田商業が登場しました。小刻みに得点を奪い8対3で大館国際情報学院に勝利しています。

そのほか3試合が途中まで進んだものの、雨のため「継続試合」となりました。

11日に試合がストップした場面から再開されます。

そのほかの2試合は順延となり、継続試合とあわせ11日は5試合が行われる予定です

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