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秋田空港とJR横手駅を結ぶ「よこてWARP」運行開始 利便性向上で誘客促進へ

ABS秋田放送 / 2024年7月18日 18時36分

横手市は、秋田空港とJR横手駅を結ぶ送迎車の運行を、18日に始めました。

課題となっていた空港からの移動の利便性を高めることで、誘客を促進したい考えです。

18日に運行が始まった横手市の送迎車、愛称は「よこてWARP」です。

定員は7人で、曜日に関係なく、予約が入った日に運行します。

ドライバーと添乗員は、市の職員です。

国土交通省の無償輸送に関するガイドラインに基づいて、秋田空港とJR横手駅を、片道300円で結びます。

運行開始を記念して、停留所のひとつの秋田ふるさと村で歓迎セレモニーが開かれました。

最初の利用客は、大阪の伊丹空港からの便を使って、仕事で横手市を訪れた、京都在住の会社員の男性3人です。

利用客

「本当は僕らにとってはうれしいんですけれども、300円だとなかなか採算が合うかどうかと逆に心配しました。時間が短くて楽に来られるっていうのは、すごくメリットがあると思います」

「リムジンバスで秋田まで行って、秋田からJRと非常に時間がかかるとか経費の部分でかかるとかっていう感じで来ていました。これだけ便利やったら、今度は仕事じゃなくて観光でぜひ寄らせてもらいたいなという気持ちになりますね、本当に」

横手市と秋田空港の間は、2020年の4月まで湯沢市の業者が乗り合いタクシーを運行していましたが、新型コロナウイルスの影響で休止され、いまも再開されていません。

来年4月に開幕する大阪・関西万博に「かまくら」を展示するなど、誘客の促進に取り組む横手市にとって、空港からの移動手段の確保は喫緊の課題となっていました。

横手市 商工観光部 鈴木崇仁 さん

「横手を秋田空港から近いところだというところを認識してもらいたい。情報発信をしながら、関西圏インバウンド等の誘客を、横手市の方にどんどん受け入れていきたいなと」

送迎車は、飛行機を使う人のみが対象で、予約は、利用する日の4日前までインターネットサイトで受け付けています。

今月1日の予約開始から17日までで119件、171人の予約が入っています。

運行は2026年の3月までの予定です。

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