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大雨による大量の流木の撤去に追われた金浦漁港の今

ABS秋田放送 / 2024年8月1日 18時29分

7月24日に降り始めた記録的な大雨から1週間あまりとなりました。にかほ市の金浦漁港では流れ着いた大量の木の撤去作業が進められています。大雨の後、1日に初めて漁に出た船もありましたが、沖にも依然として流木が残っていて、漁業への影響はこの先も続きそうです。

「にかほ市の金浦漁港です。海面を覆っていた流木はほとんどが撤去されています」

金浦漁港では7月25日ごろから大量の流木やごみが流れ着き、船が出せない状態が続いていました。このため県や地元の漁師たちが流木を取り除く作業を進めていて、港には撤去された流木が山のように積まれていました。

順調に撤去作業が進んだ1日、漁師たちは大雨のあと初めて漁に出ることができました。獲れたのは旬の甘鯛です。ただ、網には木の枝などがいくつも引っかかっています。港だけでなく沖にも漂い続けているという流木。

そのままにしておけば漁に使う網が破損したり、修復に多額の費用がかかったりするなど漁師たちの生活に大きな影響を及ぼす恐れがあります。

漁師

「甘鯛やって何十年もやってるけ ど初めてだ。補償もねえもんな。まんまかえねであ(食べていけないよ)」

大量の木は象潟漁港や西目漁港にも流れ着いていて、漁業に大きな影響を及ぼしています。

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