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県職員と男鹿市の業者社長を贈収賄容疑で逮捕 県が発注した業務委託をめぐり現金50万円の受け渡しがあった疑い

ABS秋田放送 / 2024年8月7日 18時29分

県が発注した委託業務をめぐり現金50万円の賄賂のやりとりがあったとして、県警察本部は49歳の県職員の男と男鹿市の林業会社の元社長の46歳の男を逮捕しました。

♢♢強制捜査の現場から北嶋記者♢♢

強制捜査はさきほど午後6時ごろに始まり、県警察本部の捜査員が県秋田地域振興局の庁舎に入っていきました。証拠品を押収するなどの捜査が進められています。

収賄の疑いで逮捕されたのは県秋田地域振興局建設部の保全・環境課に所属していた三浦学容疑者49歳です。

リポート音声 熊谷奈都子記者

「捜査員がおよそ20人態勢で次々と庁舎に入っています」

県警の調べによりますと三浦容疑者は去年3月に、県が県内の企業でつくる共同企業体に委託した、伐採作業をはじめとする道路などの維持管理業務をめぐり、男鹿市にある目黒林業を下請け業者としてあっせんして、見返りとして現金50万円を受け取った疑いがもたれています。

当時目黒林業の社長だった目黒幹雄容疑者46歳は、贈賄の疑いで逮捕されました。2人は事件の前から一緒に食事をとるなどの知人関係でした。

目黒林業は共同企業体からの業務委託で少なくとも3900万円の利益を得ました。目黒容疑者は謝礼としてはもちろん“今後も同じような業務委託があった場合には再びあっ旋してほしい”という狙いもあって現金を渡したとみられています。

県の委託事業を巡り職員が逮捕されたことを受けて佐竹知事は。

「全くですね悪質な行為です。残念ですまた、本当に遺憾に思ってます」「全職員に公務員として矜持ね、しっかり守るように。再度あの重く受け止めながら注意喚起、これを今さっきした次第です」

県は関係部署に対して、工事の受注者との関わりの透明性を確保するよう指示したということです。

三浦容疑者は委託業務について共同企業体に指示する管理者でした。警察は三浦容疑者が自身の立場を利用して目黒林業が下請け業者として選ばれるよう取り計らったとみて詳しく調べを進めています。

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