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サケのふ化場の建設費の一部に 企業版ふるさと納税で風力発電会社と海運会社が大仙市に寄付金贈呈

ABS秋田放送 / 2024年8月9日 6時32分

サケのふ化放流事業に役立ててもらおうと、秋田市の風力発電会社と、海運会社の秋田支店が企業版ふるさと納税制度を活用して、それぞれ大仙市に100万円を寄付しました。大仙市は寄付金を老朽化による建て替えが計画されているサケのふ化場の建設費の一部として活用することにしています。

寄付金を贈ったのは秋田市の風力発電会社、ウェンティ・ジャパンと海運大手の日本郵船秋田支店です。

企業版ふるさと納税は、地方公共団体が行う地方創生事業に企業が寄付をした場合に法人税などが軽減される制度で、2社はそれぞれ100万円を大仙市に寄付しました。寄付金はサケのふ化放流事業に充てられます。

ウェンティ・ジャパン佐藤裕之 社長

「洋上風力発電を通じて、漁業との共生を何とか図りたいと、私どもの地元に対する貢献の一角を担っていただきたいと」

日本郵船秋田支店下村達也 支店長

「大きなテーマとして社内で掲げているのが海への恩返しです。水産資源の持続的な利用の仕方や保護についてもいろいろ展開していけるんじゃないかと」

大仙市 老松博行 市長

「ふ化放流事業を後世にしっかりと継承していくことは今を生きる私どもの責任であると」

大仙市は寄付金を、老朽化による建て替えが計画されているサケのふ化場の建設費の一部として活用することにしています。

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