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防災の日を前に地震による土砂崩れ想定の訓練 消防・警察・自衛隊の合同指揮本部も設置 消防団も参加

ABS秋田放送 / 2024年8月30日 18時1分

9月1日の「防災の日」を前に、秋田市は、県警察本部や自衛隊と合同で防災訓練を行いました。

災害時に連携して対応にあたるため、情報共有の仕方について確認し合いました。

秋田市が実施した訓練は、大規模な地震で複数の土砂崩れが発生し、走っていた車が巻き込まれたという想定で行われました。

災害が発生した際は、消防がいち早く現場に向かい、ドローンや災害用車両などを使って現場の状況や救助を必要とする人がいるかなどの情報を集めます。

「了解。先ほどバギーにて1名救出。50歳の男性、背中の痛みを訴えているが歩行は可能。背中の痛みのみ歩行は可能。これより現場指揮本部に搬送」

災害情報を複数の機関で迅速に共有するため、今年は、消防と県警察本部、自衛隊による合同指揮本部を設置して訓練が行われました。

どこで何が起きているのかを共有し合うことで、救助にあたる人の二次被害を防止しながら、一刻も早い人命救助につなげるのが狙いです。

秋田市 防災安全対策課 澤田石真 課長

「情報が早めに伝わるのが一番大事なことなんだと思いますので、関係機関との連絡を密に、いつでも何が起こっても対応できるようにすると」

さらに今回は、地域住民で組織される消防団が初めて救助訓練に参加しました。

去年7月の大雨では、消防の人員が足りず、消防団も救助や復旧で大きな役割を果たしました。

災害が激甚化する中、消防団の充実・強化も求められています。

秋田市は水害など様々な災害を想定した訓練を、今後も関係機関と合同で実施していくことにしています。

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