生活習慣病による死亡率が高い秋田県 自律神経研究の第一人者が健康維持のためのアドバイス
ABS秋田放送 / 2024年9月5日 17時55分
おととしの県民の死因は、がんが最も多く約25%、次いで心臓の疾患・老衰・脳血管の疾患と続きます。
生活習慣の影響が大きいがん・心疾患・脳血管の疾患で、全体の約半分を占めています。
健康寿命を延ばすため、県民運動に取り組んでいる団体が総会を開き、今年度の取り組み方針とそれに合わせた基調講演が開かれました。
秋田県健康づくり県民運動推進協議会は、県内のがんや心疾患など生活習慣病による死亡率が全国平均を上回っていることを受け、官民をあげて改善していこうと2017年に設立されました。
市町村や各種団体、企業など約320の会員で構成されていて、秋田市で開かれた総会には約100人が出席しました。
「自律神経が何をやっているかというと、基本的には血流をコントロールしている」
「自律神経のチカラというのは、20代から落ちてくる。だから病気が出てくる。歳をとってくると血流が悪くなれば、心筋梗塞・脳梗塞、それから免疫不全・がん、こういうものが起きてきてしまう」
総会では、今年度のテーマ「プラス10分の運動」に合わせて、自律神経研究の第一人者として知られ、日本テレビ系列の番組「世界一受けたい授業」にも度々出演していた、順天堂大学医学部の小林弘幸教授が基調講演を行いました。
小林教授
「いかに質のいい血液を十分に流すことができるか。この十分に流すというのは、自律神経が関係している。質はなんなんだと言った時に、質を決めているのは腸内環境」
「腸内細菌、パフォーマンスにも関係するんです。それから最近一番注目を浴びたのは、認知症ですね。それまで関係してきている」
小林教授は「検診はしっかり受けること」「2週間不調や症状が続くようなら病院に行くと決めておく」など健康維持のためのアドバイスをしました。
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