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千秋公園で昔話の紙芝居上演 園児が地元への理解を深める

ABS秋田放送 / 2024年9月30日 17時58分

秋田市の千秋公園で、昔話の紙芝居が上演され、認定こども園の園児たちが聞き入りました。

上演されたのは、千秋公園にある与次郎稲荷神社が舞台の物語です。

千秋公園を訪れたのは、秋田市にある、にいだこども園の園児と職員です。

30日は、地元の明徳小学校の児童も招いて、園が手作りした紙芝居「きつねのひきゃく」を上演しました。

千秋公園にある与次郎稲荷神社が舞台の物語です。

「私はこの神明山に300年以上も前から住んでいるキツネです」

久保田城を建築する際に住処を守ってもらったキツネが、そのお礼に、優秀なひきゃく・配達人になって殿様に恩返しする内容です。

普段は1日3回ほど読み聞かせの時間を設けている、にいだこども園。

こうした秋田の伝説を題材にした紙芝居などが評価され、今年、県内で初めて「子どもの読書活動優秀実践園」として、国に表彰されました。

「千秋公園でよーく耳を澄ませてみると、聞こえてくるかもしれませんよ」

「コーンコーンってね」

園児

「お外だとね、空がね、きれいだから見えやすい」

「面白かった」「キツネが化けるところ」

にいだこども園は、今後も絵本などの読み聞かせを通して、子どもたちの秋田への理解を深めていくことにしています。

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