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県議会総括審査はじまる スタジアム問題やクマ被害の見舞金などを質疑

ABS秋田放送 / 2024年10月1日 18時16分

県議会は締めくくりの質疑、総括審査が始まりました。新たなスタジアムをめぐり、佐竹知事は秋田市が中心となって整備事業を進め、県がフォローする形が望ましいと見解を述べました。

8月から体調不良が続いているという佐竹知事。

秋田市が建設を進める新たなスタジアムの候補地は八橋地区が確実となっていますが、建設と運営の主体について秋田市は来年以降に結論を出す方針です。佐竹知事は建設や運営の手法について見解を問われました。

沼谷純議員

「(穂積)市長、場所だけ決めて整備主体、財源、その後決めていきたいという話でしたが、私はそれちょっと違うんではないかと思ってます。場所を決めるということと誰が作るか、ここはセットで決めていかないといけないと思うんですが知事いかが」

佐竹知事

「今の八橋であれば、ある程度、完全に民設民営ということは、公園の使い方としてもどうかなとそう思いますので、市が中心になってこれを県がフォローするという立場で臨むことが一番なのかなと」

県は引き続き秋田市の見直しの動きを見守る姿勢を示しました。

また、4月に国がツキノワグマを指定管理鳥獣に追加したことを受けて、県はクマに襲われてけがをした人などを対象に最大で30万円の見舞金を支給するための予算案を提出しています。

県内ではイノシシによる農作物への被害も増え続けていて、人がイノシシに襲われる危険も高まっているとして見舞金の対象をクマ以外にも拡大するべきといった意見も上がりました。

佐竹知事

「今のところイノシシの(人身)被害はほとんどないですが、他県の事例を見ますと、若干そういうのがございます。いずれそこはですね、検討の余地はあると思います」

総括審査はあすも行われます。

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