灯油の宅配価格上限 4年連続値上げで2008年に並び過去最高に 「さらに値上がりの可能性も」

秋田県生活協同組合連合会が、この冬の灯油の宅配価格の上限を18リットルあたり1962円にすると発表しました。

4年連続の値上げで、2008年と並び、これまでで最も高くなっています。

この冬の灯油価格の指標になる秋田県生協連の灯油の宅配価格の上限は、1リットルあたり109円で、18リットルあたり1962円です。

去年と比べて1リットルあたり1円、値が上がっています。

値上がりは4年連続です。

リーマンショックの影響で、原油価格が高騰した2008年と並んで、これまでで最も高くなっています。

秋田県生協連は「ロシアとウクライナの軍事衝突や中東での紛争、それに長引く円安などが高値の原因になっている」とみています。

さらに、この上限価格は暫定だと強調した上で、「国の石油元売り各社に対する補助金が延長されなかったり、産油国が減産を始めたりするとさらに値が上がることも十分に考えられる」と説明しています。

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