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「猶予をもらえるようにBリーグに要望する」新しい県立体育館をめぐり佐竹知事

ABS秋田放送 / 2024年11月19日 18時37分

新県立体育館をめぐり佐竹知事は19日の記者会見でBプレミア入りの審査について「猶予をもらえるように県もBリーグに要望する」と述べました。佐竹知事は来週始まる県議会で事業費増額への理解を求めることにしています。

佐竹知事は新県立体育館が入札が取りやめとなりハピネッツのBプレミア入りの見通しが立たなくなったことについて次のように述べました。

佐竹知事

「完成年度、あれ、変えない。まずはね、これをBリーグの方にお伝えしながら、なんとかもう少し猶予を、やってもらうように」「ハピネッツの方と今連携してどういうふうにBリーグに要望するか検討してます」

佐竹知事は新県立体育館の速やかな整備が新たなスタジアムにもつながるとの見解を示しました。

佐竹知事「これ(アリーナ)が遅れればあっち(スタジアム)も遅れる。国から交付金両方はならない。」

また佐竹知事は国民民主党が求めている年収103万円を超えると所得税が課されるいわゆる“103万円の壁”を撤廃した場合の税収について試算を明らかにしました。それによりますと県で約100億円、市町村で約150億円がそれぞれ減収となる見通しです。

昨年度の県税収入は1000億円余りで年間で1割ほど減少する見通しです。

佐竹知事は国民の可処分所得を増やすのは必要だとしながらも、行政サービスを維持するため地方の減収に対する国の補填が不可欠だと述べています。

佐竹知事

「財源補填、これねやってもらわないと、市町村も何にもできない。」「総合的な経済対策をどうするか、これセットですよね」

佐竹知事は記者会見で「財政赤字を減らすために(財政)能力を超えた行政サービスについても見直さなければいけない」と抜本的な見直しが必要だとの考えを示しています。

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