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季節ハタハタ"本隊接岸"の知らせがない中…沖合の底引き網漁で今シーズン最多の1トン超の水揚げ この時期としては異例

ABS秋田放送 / 2024年12月19日 18時5分

例年なら季節ハタハタ漁が本格化している時期ですが、県内では19日、まとまった量の水揚げはありませんでした。

ただ、沖合の底引き網漁で、1日としては今シーズン最も多い1トンを超えるハタハタが水揚げされました。

この時期として異例の量です。

八峰町八森にある、秋田県漁協北部支所です。

管轄する八森漁港で、19日、ハタハタ約600キロが水揚げされました。

産卵のために接岸した沿岸の季節ハタハタ漁ではなく、沖合の底引き網漁でとれたものです。

同じく北部支所が管轄する岩館漁港でも、沖合の底引き網漁で約830キロが水揚げされ 、八森漁港と合わせて1.4トンあまりにのぼりました。

北部支所管内の1日の漁獲量としては、今シーズン最も多くなっています。

沖合の底引き網漁は、例年、9月に始まり、11月にピークを迎えるため、この時期に“大漁”となるのは異例のことです。

漁協の担当者

「(船を出すのは)3週間ぶりだけどね。天候が悪ければどんな魚種でもとれないからね、こればっかりは神様の言う通りで」

「何してでも天候がもう少し良くなって、漁師の人がたもう少し働けるような天候になってほしい」

沖合がひと月遅れて“大漁”となる中、19日、季節ハタハタのまとまった水揚げはありませんでした。

“本隊接岸”はいつになるのか。

各地の漁師が待ちわびています。

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