クマの目当ては住宅街のカキ!? 横手市で長時間にわたりクマが居座る 轟音玉などで追い払いを試みるも日が暮れたあとも姿を確認 警戒続く

横手市にある住宅の裏にクマが出没し、長時間にわたって周辺に居座り続けました。カキを目当てに現れたとみられるこのクマは日が暮れたあとも周辺をうろついている姿が確認されています。

午後5時ごろ 髙橋勤記者

「遠く離れた場所からでもクマが動いているのが確認出来ます」

たわわに実ったカキの木の下に姿を現した1頭のクマ。現場は横手市追廻の住宅の裏にある林です。横手市によりますと19日正午前、近くに住む人から「黒いものが木の上にいる」という情報が市に寄せられました。

市の担当者が現場を確認したところ林にあるカキの木の周辺をうろつく体長およそ80センチのクマ1頭を発見しました。

周辺住民

「よく見たら黒いのいたので、それでクマだなと思って」「冬眠してるかなと思ったんですけど全然冬眠してなかったんで油断できませんね」

横手市から連絡を受けた警察と猟友会が住民に危険がおよばないよう警戒にあたりましたが、クマはカキの実を食べたり周囲を歩き回ったりして居座り続けました。

現場では轟音玉と呼ばれる音と煙の出る駆除用花火を使って追い払いを試みましたが、

日が暮れた後も辺りをうろつく姿が確認されています。市は、警察と協力し夜間も警戒を続けることにしています。

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