秋田県内 大気の状態が不安定に 天気の急変に注意 10日にかけて大雪の恐れも

気圧の谷や強い寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっていて、県内は9日夜遅くにかけて、天気の急変に注意が必要です。

また、10日にかけて大雪になる恐れがあり、気象台は交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。

太田英梨花アナウンサー

「午前10時前のJR秋田駅前です。日が差したり小雪が舞ったりと、変わりやすい天気となっています。また、風がやや強めに吹いていて、凍えるような寒さです」

強い寒気の影響で、冷え込みが強まり、8日の県内は、最低気温を更新し続けている地点があります。

午前11時時点の各地の気温は、秋田市が2.5度、大館市が1.8度、横手市が1.7度です。

秋田市は、季節先取りの陽気となった7日のこの時間と比べると、8度ほど低くなっています。

このあとも、ところどころで断続的に雪が降る見込みです。

大気の状態が非常に不安定で、9日夜遅くにかけて竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意が必要です。

また、9日の昼すぎから10日にかけては大雪の恐れがあります。

9日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで、山沿いで30センチ、平野部で20センチで、その後さらに雪が降る量が増える予報です。

交通への影響や、建物や農業施設の被害などに十分注意が必要です。

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