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全国で猛威のインフルエンザ秋田県内でも感染拡大 年末の患者数は前週の1.6倍に 今季初めての警報も

ABS秋田放送 / 2025年1月9日 17時55分

県内の年末のインフルエンザの患者数は、前の週の1.6倍に増えました。

秋田市や由利本荘など4つの保健所管内で、今シーズン初めて警報が発表されました。

先月29日までの1週間に、県が定点とする52の医療機関で確認されたインフルエンザの患者の数は1532人で、前の週の1.6倍に増えました。

増加は9週連続で、患者数が1500人を超えたのは2020年の2月以降初めてです。

秋田市、由利本荘、大仙、そして秋田中央の4つの保健所管内では、1医療機関あたりの患者数が30人を超え、大きな流行が疑われる警報が今シーズン初めて発表されました。

残り5つの保健所管内では、注意報が発表されています。

新型コロナウイルス感染者は横ばい

新型コロナウイルスの感染者は、前の週とほぼ変わらず、県全体で487人でした。

10人以上、または利用者の半数以上の感染が確認される集団発生は、高齢者施設や医療機関など17か所から報告されています。

年末年始の人の往来の増加や、小中学校の授業の再開を受けて、今後さらに感染が広がる恐れがあります。

県は、手洗い・こまめな換気・場面に応じたマスクの着用など、基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。

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