地中海で移民船沈没、126人死亡 「密航業者がエンジン盗んだ」

AFPBB News / 2017年6月20日 8時34分

地中海で救助されて保温シートで体を覆い、イタリア南部に上陸した移民(2016年10月22日撮影、同日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】リビア沖の地中海(Mediterranean Sea)で、欧州を目指す移民らを乗せたゴムボートが沈没し、少なくとも126人が死亡したとみられる。国際移住機関(IOM)が19日、発表した。

 IOM報道官が生存者4人の話として伝えたところによると、移民らは15日にリビアから出航。しかし船はその数時間後に沈没したという。

 生存者らは、出航直後に密航業者が行く手を阻み、エンジンを盗んでいったと話している。

 生き残ったスーダン人2人とナイジェリア人2人の計4人は、後にリビアの漁師に助けられ、やはり地中海を縦断して欧州に向かう別の移民船に引き渡された。

 同報道官は、4人は最終的にイタリアの沿岸警備隊に救出され、ここ数日間に救助された約1000人と共にシチリア(Sicily)島へと移送されたとしている。

 今年に入ってイタリアで登録された移民は6万5000人を上回っており、前年同期比で2割近く増えている。またIOMのまとめによると、今年地中海を渡ろうとして命を落とした人の数は1800人を超えているという。
【翻訳編集】AFPBB News

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