ロシアの「悪意あるサイバー活動」に警戒を、英米が呼び掛け

AFPBB News / 2018年4月17日 7時16分

ロシア首都モスクワにあるITセキュリティー会社のガラスの壁の後ろを歩く人(2016年10月17日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】英国の国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)と、米国の連邦捜査局(FBI)および国土安全保障省(DHS)は16日、異例の共同声明を出し、ロシア政府による「悪意あるサイバー活動」に警戒するよう呼び掛けた。

 同声明によると、「この悪意あるサイバー活動の主な標的は、政府および民間団体、さらにこれらの部門を支える基幹インフラ業者やインターネットプロバイダー」だという。

 複数の政府機関が、インターネットのルーターなどの機器を標的としたサイバー攻撃を検出したとされ、インターネットプロバイダーから各家庭のユーザーまで、あらゆるネット利用者を対象に注意喚起している。

 さらに、「ロシア政府の支援を受けた者らが、スパイ活動の支援、知的財産の盗用、標的とするネットワークへの常時接続に加え、将来の攻撃作戦に向けた基盤構築の可能性を視野に、脆弱(ぜいじゃく)性のあるルーターを悪用した成り済まし、いわゆる『中間者攻撃(MITM)』に及んでいる」と説明。

 サイバーセキュリティー研究機関や他国政府からも、攻撃の証拠が提出されているという。ただ、その時期や規模などの詳細は明かしていない。

 英米とロシアの関係は最近、ロシアの同盟国シリアに対する米英の合同攻撃や、英国におけるロシア人元二重スパイの毒殺未遂疑惑をめぐり、悪化の一途をたどっている。
【翻訳編集】AFPBB News

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