続投ならヨルダン渓谷を併合 イスラエル首相が表明

AFPBB News / 2019年9月11日 22時32分

イスラエル・テルアビブ近郊のラマトガンで発表を行うベンヤミン・ネタニヤフ首相(2019年9月10日撮影)。(c)Menahem KAHANA / AFP

【AFP=時事】(更新)イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は10日、今月17日に行われる総選挙で自身の続投が決まれば、同国が占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)にあるヨルダン渓谷(Jordan Valley)を併合する意向を示した。大きな物議を醸す公約を掲げた形だ。


 ネタニヤフ首相はテレビ放送された演説で「総選挙後、イスラエル主権を直ちに適用できる場所が一つある」と明言。「国民の皆さんから明確な信任を得た場合、次期政権の発足とともにヨルダン渓谷と死海(Dead Sea)の北部にイスラエルの主権を適用する意向だ」と表明した。


  この公約に、パレスチナやアラブ諸国、国連(UN)、欧州連合(EU)から批判が集まった。


 EUは声明で、ネタニヤフ首相の計画はイスラエル、パレスチナの「2国家共存の実現可能性と長期的な和平への展望を損なうものだ」と指摘。


 またパレスチナ自治政府高官のハナン・アシュラウィ(Hanan Ashrawi)氏は、この計画は「アパルトヘイト(南アフリカで行われていた人種隔離政策)よりもひどい」と訴えた。

【翻訳編集】AFPBB News

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