マチュピチュ神殿内に排せつ物、旅行者6人逮捕

AFPBB News / 2020年1月15日 9時5分

南米ペルーのマチュピチュ遺跡で、立ち入り禁止区域に侵入した外国人旅行者らによって剥がされた壁の石を指差す警察官(2020年1月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / PERUVIAN NATIONAL POLICE

【AFP=時事】(更新、写真追加)南米ペルーの有名なマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡で、神殿内で排せつに及ぶなどして文化遺産に損害を与えたとして、フランスなどからの旅行者6人が逮捕されたと、地元クスコ(Cusco)警察が13日、発表した。国営アンデス通信(Andina)が伝えた。


 管理職員らと警察は12日、インカ(Inca)帝国の城塞(じょうさい)都市マチュピチュの中で重要な「太陽の神殿(Temple of the Sun)」内の立ち入り禁止区域に6人が侵入しているのを見つけ、逮捕した。


 警察によると、当局が石に「ひび」が入っているのを発見。この石が「壁から剥落」したことで「床に亀裂が入った」としている。


 クスコの文化当局は、太陽の神殿内で排せつ物も見つかったと明かした。


 警察によると容疑者は、20~32歳の女2人、男4人。国籍は、フランス人1人、ブラジル人2人、アルゼンチン人2人、チリ人1人だとしている。


 14日時点でこのうちの1人、アルゼンチン人のナウエル・ゴメス(Nahuel Gomez)容疑者は、剥落した石を動かそうとしたことなどを認めているとされ、起訴される見込み。残る5人は国外退去処分となる。ゴメス容疑者はペルー国内の遺産損壊で有罪と認められた場合、4年以上の禁錮刑が科される。


 1438~71年に在位したインカ皇帝パチャクテク(Pachacuti)の時代に、緑豊かな山の頂に建設されたマチュピチュは、1911年に米探検家のハイラム・ビンガム(Hiram Bingham)氏が再発見した。1983年には、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)に登録された。

【翻訳編集】AFPBB News

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