1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

引退のナダル、全仏OPで無敵の強さ 決勝無敗V14の軌跡

AFPBB News / 2024年11月20日 16時39分


ナダルはボルグを上回り全仏の歴代最多優勝者となり、グランドスラム4大会連続優勝を狙ったジョコビッチの前に立ちはだかった。雨の影響で決着は月曜日にもつれ込み、深夜に試合中断が決まった時点で第4セットを1ブレークアップでリードしていたジョコビッチにとっては、厳しい結果になった。




2013年:ダビド・フェレール(スペイン) 6-3、6-2、6-3


フェレールとのスペイン勢対決に快勝し、8回目の全仏制覇を果たしたナダルだが、そこまでの道のりは決して楽なものではなく、ジョコビッチと対戦した準決勝は4時間37分に及ぶ激闘だった。


2014年:ノバク・ジョコビッチ 3-6、7-5、6-2、6-4


気温30度を超えるうだるような暑さの中、ナダルは9回目の全仏決勝で9勝目を飾るとともに、グランドスラム通算14勝目を挙げた。この優勝は、ナダルにとってクレーコート45個目のタイトルだった。




2017年:スタン・ワウリンカ(スイス) 6-2、6-3、6-1


31歳のナダルは、自身の最多記録を更新する10度目の全仏優勝を果たすと同時に、グランドスラムの優勝回数を15に伸ばした。一つのグランドスラム大会で10度の優勝を飾るのは男子では史上初。この決勝の失ゲーム6は、フェデラーと対戦した2008年大会での同4に次いで少なく、一方的な内容となった。


2018年:ドミニク・ティエム(オーストリア) 6-4、6-3、6-2


ナダルはティエムに完勝を収め、グランドスラム通算17勝目を挙げた。だが、第3セットには指のけがの治療を必要とする場面もあり、最後はハラハラする展開だった。


2019年:ドミニク・ティエム 6-3、5-7、6-1、6-1


ナダルは第2セットを落としたが、第3、4セットは圧倒し、2年連続でティエムを下した。これで全仏オープン通算12勝目とし、大会での通算戦績を93勝2敗に更新した。


2020年:ノバク・ジョコビッチ 6-0、6-2、7-5


新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、大会は例年より4か月遅れで開催された。無観客で行われた決勝で、ナダルはジョコビッチに圧勝し、全仏オープン通算13勝目を記録。グランドスラム通算20勝で並ばれることになったフェデラーからも「スポーツ界における最大の偉業の一つ」と称賛された。


2022年:キャスパー・ルード(ノルウェー) 6-3、6-3、6-0


この年のナダルは全豪オープンで2度目の優勝を果たすも、全仏は左足のけがで出場が危ぶまれていた。それでも、フェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)やジョコビッチとの厳しい試合を乗り越えると、決勝ではルードに何もさせずに完勝し、大会史上最年長となる36歳で栄冠に輝いた。この勝利で全仏オープンでは通算112勝3敗となった。

【翻訳編集】AFPBB News

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください