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米議員団、ダライ・ラマ14世と面会 中国猛反発

AFPBB News / 2024年6月19日 18時52分

チベット亡命政府が拠点とするインド北部ダラムサラで、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(左)と面会した米国のナンシー・ペロシ前下院議長(右)。ダライ・ラマ14世の公式ウェブサイトに公開(2024年6月19日撮影、公開)。(c)Official website of Dalai Lama / AFP

【AFP=時事】米上下両院の超党派の議員団が19日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世やチベット亡命政府指導部とインドで面会した。これに対し、中国は猛反発している。


 前下院議長のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)氏(民主党)や、下院外交委員会のマイケル・マコール(Michael McCaul)委員長(共和党)から成る米議員団は、チベット亡命政府が拠点とするインド北部ダラムサラ(Dharamsala)を訪問した。


 今回の訪問は、2010年以来凍結されているチベット指導部との対話を中国に促す法案が、米議会で可決されたことを受けたもの。


 ペロシ氏は同法案について「チベットの自由という問題について、われわれは明確な考えを持ち、理解している。そのことを示す中国政府へのメッセージ」だとし、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が「間もなく署名する」と述べた。




 チベット亡命政府のペンパ・ツェリン(Penpa Tsering)首相は、チベットの完全な独立を目指すのではなく、自治権の拡大を求める長年の「中道」政策を追求し、「対話を通じて中国・チベット紛争を解決する」との考えを説明した。


 米議員団訪問に先立ち、在インド中国大使館は、チベット自治政府が目指しているのは分離独立だと非難。「ダライ(・ラマ)一派の反中分離主義的な性質を十分認識するよう、米国側に強く求める」と要求した。


 また中国大使館は、チベットは「古来より常に中国の一部だ」とする従来の主張を繰り返した。

【翻訳編集】AFPBB News

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