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比船乗組員、親指切断の重傷 南シナ海での中国船との衝突で

AFPBB News / 2024年6月20日 14時19分

南シナ海のアユンギン礁付近で、フィリピン船(手前右)に向けおののような武器を突き出す中国海警局の隊員。比軍撮影の動画より(2024年6月17日撮影、19日公開)。(c)AFP PHOTO / ARMED FORCES OF THE PHILIPPINES - PUBLIC AFFAIRS OFFICE

【AFP=時事】フィリピンが実効支配する南シナ海(South China Sea)のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)付近で17日に海軍の船舶に中国海警局の隊員が乗り込んできた際、乗組員1人が親指を切断する重傷を負っていたことが19日、明らかになった。


 比軍トップのロメオ・ブラウナー(Romeo Brawner)参謀総長は、中国の隊員は剣ややり、ナイフで武装していたと語った。


 中国側の行為は「海賊」のようなものだと非難。海軍船から奪った武器などの返還と、損傷した装備に対する損害賠償を求めた。


 中国外務省はこれに対し、フィリピンの人員に対しては「直接行動」に出ていないと否定している。




 中国国営メディアは17日の衝突の様子を海警局が撮影した映像を公開。「海警局は初めてフィリピン船に乗り込み、臨検した」と伝えた。


 写真には、中国船2隻がフィリピン船に接近し、さらにもう1隻が追尾している様子が捉えられている。その後、海警局の隊員はフィリピン船に乗り込んだ。

【翻訳編集】AFPBB News

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