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アフガン人犯罪者を第三国経由で強制送還、ドイツが検討

AFPBB News / 2024年6月20日 15時36分

ドイツ・ベルリンで、西部マンハイムでアフガニスタン出身の男に刺され死亡した警察官の追悼行進で先頭を歩く警察幹部(2024年6月7日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP

【AFP=時事】ドイツのナンシー・フェーザー(Nancy Faeser)内相は19日、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)政権と直接やり取りすることなく同国人犯罪者を強制送還する方法について、複数の第三国と協議していると明らかにした。


 フェーザー氏は日刊紙ノイエ・オスナブリュック・ツァイトゥングに対し、「危険なイスラム教主義者と凶悪犯罪者のアフガンへの強制送還の再開に向けて、懸命に取り組んでいる」と語った。


 さらに、「さまざまな国々と水面下で交渉を続けている」とし「ドイツの安全保障上の利益が最優先される」と明言した。


 ドイツは、タリバンが2021年にアフガンの政権を奪還して以降、同国への強制送還を停止している。




 だが、先月のアフガン出身の男(25)が反イスラム集会を刃物で襲撃し、警察官1人を殺害した事件を受け、強制送還の再開をめぐる議論が再燃している。


 ニュース週刊誌シュピーゲルは、当局はウズベキスタンなどの第三国を経由して強制送還を実施する案について検討していると報じた。


 19日に開催される各州内相会合でも、欧州連合(EU)域外の国で難民認定の審査を行う案と共に主要な議題となる見通し。


 ドイツ内務省は既に、第三国に難民認定申請者を収容する施設を設置できるかについての報告書の作成を委託している。イタリアはアルバニアと、英国はルワンダと同様の協定を締結している。

【翻訳編集】AFPBB News

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