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マルコス大統領、比は「畏縮せず」 中国念頭に

AFPBB News / 2024年6月23日 17時9分

南シナ海のアユンギン礁付近で、フィリピン船(中央)に近付く中国海警局の船上で刃物をかざす乗組員(中央右)。比軍撮影の動画より(2024年6月17日撮影、19日公開)。(c)AFP PHOTO / ARMED FORCES OF THE PHILIPPINES - PUBLIC AFFAIRS OFFICE

【AFP=時事】フィリピンのフェルディナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)大統領は23日、南シナ海(South China Sea)で同国海軍と中国海警局の船舶が衝突したことをめぐり、フィリピンは「畏縮しない」と強調した。


 南シナ海のアユンギン礁(セカンド・トーマス礁、Second Thomas Shoal)付近で17日、フィリピン側が意図的に座礁させた軍艦に駐在する部隊に海上補給を試みたところ、中国側の妨害を受けた。


 フィリピン側の船舶に中国海警局の隊員が乗り込んできた際、乗組員1人が親指を切断する重傷を負った。政府は、中国の隊員がナイフや棒、おのを振り回し、銃やゴムボートなどの装備を盗んだり破壊したりしたと非難した。




 中国とフィリピンの海上での対立はここ数か月間で激化しているが、今回の衝突はその中でも深刻なものとなった。


 マルコス大統領はアユンギン礁に最も近い主要な陸地であるパラワン(Palawan)島を訪れ、軍の南シナ海部隊本部を視察。「われわれは誰かに畏縮することも、圧迫されることも決してない」と語った。


 マルコス氏は17日の補給任務に参加した水兵80人にメダルを授与し、「危険」な情勢になっているとしながらも、「国を守る義務を果たし続けるように」と激励した。

【翻訳編集】AFPBB News

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