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ロシア南部で武装集団が教会襲撃、9人死亡 「テロ」捜査開始

AFPBB News / 2024年6月24日 9時18分

ロシア・北カフカス連邦管区のダゲスタン共和国でロシア正教の教会とシナゴーグが襲撃され、警察が封鎖した地域。国営ロシア通信の動画より(2024年6月23日取得)。(c)AFP PHOTO / RIA NOVOSTI

【AFP=時事】ロシア南部の北カフカス(North Caucasus)連邦管区ダゲスタン(Dagestan)共和国で23日、ロシア正教の教会とシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)が武装集団に襲撃され、少なくとも警察官・国家親衛隊員8人と司祭1人が死亡した。


 ダゲスタンはチェチェン(Chechnya)共和国に隣接し、イスラム教徒が多くを占める。


 武装集団は、ダゲスタンの最大都市マハチカラ(Makhachkala)と沿岸部のデルベント(Derbent)を同時に襲撃。国家テロ対策委員会は国営ロシア通信を通じ、「正教会2か所、シナゴーグ1か所、警察の検問所1か所が襲撃された」と明かした。


 ロシア当局によると、警察はマハチカラで武装集団4人、デルベントで2人を殺害した。




 ロシア連邦捜査委員会は、「テロ」事件として捜査を開始したと発表した。


 今年3月にモスクワのコンサートホールで発生した銃撃事件について、ロシア連邦保安局(FSB)は4月、計画に関与した疑いでダゲスタンで4人を逮捕したと発表していた。この事件をめぐっては、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。

【翻訳編集】AFPBB News

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