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ラグビーNZ代表、イングランド戦控えS・バレットを主将に指名

AFPBB News / 2024年6月25日 12時26分

ラグビーイングランド代表とのテストマッチを控え、記者会見に臨むニュージーランド代表の新主将スコット・バレット(2024年6月24日撮影)。(c)Sanka Vidanagama / AFP

【AFP=時事】ラグビーニュージーランド代表のスコット・ロバートソン(Scott Robertson)ヘッドコーチ(HC)は24日、来月行われるイングランド代表とのテストマッチに向けた登録メンバー32人を発表し、スコット・バレット(Scott Barrett)が新主将に指名された。


 ロバートソンHCにとってオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)での初陣となるテストマッチシリーズで、バレットは2020年から務めていた主将の座を退いたサム・ケイン(Sam Cane)の後を引き継いだ。ケインはけがのため、今回のメンバーから外れた。


 2023年に男子15人制の年間最優秀選手に選出されたルースフォワードのアーディ・サベア(Ardie Savea)が、バレットの弟ジョーディー(Jordie Barrett)とともに副主将を務める。




 母国クライストチャーチ(Christchurch)で行われたメンバー発表会見で、バレットは「この機会をとてつもなく光栄に思うと同時に感謝している」「目の前のことにわくわくしている。かなりの重圧がある大きな仕事であることは理解しているが、このチームの先行きがすごく楽しみだ」とコメントした。


 バレットは2016年に米シカゴで行われたアイルランド戦でテストマッチデビューを果たし、チームが40-29で勝利するのに貢献した。それ以降は多才なプレーを発揮し、LOやルースフォワードとしてこれまで通算69キャップを記録している。


 今回のメンバーにはバレット三兄弟がそろい踏みで、2016年と2017年の年間最優秀選手である兄のボーデン(Beauden Barrett)も選出された。


 イアン・フォスター(Ian Foster)前HCの後を引き継いだロバートソンHCは、代表未経験の5人をメンバーに選出。クルセイダーズ(Crusaders)のHOジョージ・ベル(George Bell)、ワイカト・チーフス(Waikato Chiefs)のSHコルテス・ラティマ(Cortez Ratima)とナンバーエイトのウォレス・シティティ(Wallace Sititi)、ハリケーンズ(Hurricanes)のPRパシリオ・トシ(Pasilio Tosi)とCTBビリー・プロクター(Billy Proctor)が新しい顔ぶれとなった。


 オールブラックスは来月6日にダニーディン(Dunedin)で、同13日にオークランド(Auckland)でイングランドと対戦した後、同19日には米サンディエゴ(San Diego)でフィジー戦に臨む。

【翻訳編集】AFPBB News

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