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公立学校で聖書教育を義務化 米オクラホマ州

AFPBB News / 2024年6月28日 11時4分

米国で閣僚や議員の就任宣誓に使われている聖書(2021年1月3日撮影、資料写真)。(c)KEVIN DIETSCH / POOL / AFP

【AFP=時事】米オクラホマ州のライアン・ウォルターズ(Ryan Walters)教育長(共和党)は28日、公立学校で聖書について教えることを義務化すると通達した。米国人を二分する文化論争に発展しかねない衝撃的な措置だ。


 ウォルターズ氏は記者会見で、新規定の概要を記した覚書が全学区に届くとし、「州内のすべての教室に聖書が置かれ、聖書に基づいた授業が行われることになる」と述べた。


 さらに「聖書は子どもたちにこの国の歴史を教え、西洋文明を完全に理解させ、われわれの法体系の基礎を理解させるのに必須の歴史的文書だ」と語った。


 米国では1週間前、南部ルイジアナ州の共和党所属の知事が、全公立学校の教室に聖書の「モーセの十戒(Ten Commandments)」の掲示を義務付ける州法案に署名し、同州法が成立したばかり。




 合衆国憲法修正第1条は、国教の樹立や、特定の宗教に対する優遇措置を禁じており、教会と国家の分離(政教分離)は建国以来の原則となっている。


 十戒の掲示を義務付けたルイジアナ州法はすでに訴訟を起こされている。オクラホマ州の措置も同様に訴訟を起こされる見通しだ。

【翻訳編集】AFPBB News

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