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大坂、娘の誕生日祝うウィンブルドン初戦突破目指す

AFPBB News / 2024年7月1日 11時18分

ウィンブルドン選手権に向けて会場で練習する大坂なおみ(2024年6月30日撮影)。(c)Glyn KIRK/ AFP

【AFP=時事】女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が30日、男子のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の助言ももらいながら、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)初戦の翌日に迎える娘の誕生日を白星で祝いたいと話した。


 四大大会(グランドスラム)4勝を挙げている元世界ランキング1位の大坂にとって、ウィンブルドンは2019年以来の出場となる。ジアン・パリー(Diane Parry、フランス)との初戦が行われる7月1日は、娘のシャイ(Shai)ちゃんの1歳の誕生日前日でもある。


 大坂は「火曜日(2日)で1歳だから、とてもエキサイティングな日になる」と話し、「素晴らしい日々で、幸運にも元気いっぱいで幸せな女の子を授かることができた。娘とここへ来られて夢のよう」と喜んだ。




 大坂のグランドスラム4勝は全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)というハードコート大会で挙げたもので、ウィンブルドンでは2017年と2018年の3回戦進出が過去最高。最後に出場した2019年は初戦敗退だった。


 今回はチャンスを広げるため、ウィンブルドン優勝7回を誇るジョコビッチに話を聞いた。「芝で滑るのを試そうと思って、ノバクにやり方を聞いた。何回か試したけど怖い。芝が少し枯れるのを待つべきかもしれない」と明かした大坂は、「だけどノバクは、転んでも立ち上がって続けると話していた。けがの恐怖を乗り越えないといけない言っていた」と続けた。


 先日の全仏オープン(French Open 2024)ではイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と2回戦で対戦し、世界1位の相手を追い詰めてマッチポイントも握ったが、逆転負けを喫した。その後はグラスコート大会のリベマ・オープン(Libema Open 2024)で8強入りしたが、エコトランス・オープン(ecotrans Ladies Open 2024)は世界8位の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)と3セットの接戦を演じたものの、1回戦敗退だった。


「今年はすごくいいプレーができているのに、準々決勝にあまり進出できていないのは少しもどかしい」とした大坂は「全仏でもイガと当たっていなければもっと勝ち進めていたかもしれないと感じている。だから少し運が必要になる」と話し、「ベルリン(エコトランス・オープン)も1回戦で負けたが、たくさん学びがあった。自分自身への手応えはある。まわりからも芝で戦えると言ってもらえている」と自信を見せた。

【翻訳編集】AFPBB News

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