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超正統派ユダヤ教徒、兵役義務めぐる判決に抗議 イスラエル

AFPBB News / 2024年7月1日 15時18分

徴兵義務化をめぐる最高裁判断に抗議する超正統派ユダヤ教徒。中東エルサレムのメアシェアリーム地区で(2024年6月30日撮影)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP

【AFP=時事】イスラエルの最高裁が先週、超正統派ユダヤ教徒の徴兵免除を違法とし、徴兵を義務化するとの判断を出したことを受け、中東エルサレム(Jerusalem)のメアシェアリーム(Mea Sharim)地区で6月30日、大規模な抗議デモが行われた。


 当局はデモを解散させるために治安部隊や騎馬警官隊を投入。放水銃も使われた。


 イスラエルでは全国民に兵役義務があるが、1948年以降、宗教学校に通う超正統派の学生では勉学が優先されるとの理由で兵役義務が免除されてきた。


 だが70年あまりを経て、超正統派の人口は大きくふくらみ、それに伴って免除対象者の数も大きくなっていた。


 今回の最高裁の判断を受け、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相政権は連立を維持できるかどうかが不透明な情勢となっており、総選挙が実施される可能性も出てきている。

【翻訳編集】AFPBB News

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