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トランプ氏の「ウクライナ戦争終結」発言、真摯に受け止め プーチン氏

AFPBB News / 2024年7月5日 9時16分

米国のドナルド・トランプ前大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2020年2月21日作成)。(c)JIM WATSON and EMMANUEL DUNAND / AFP

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は4日、11月の米大統領選で共和党からの指名を確実にしているドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が、自分が当選すればウクライナ紛争を速やかに終結させることができると主張したことについて、真摯(しんし)に受け止めていると述べた。


 トランプ氏は先週、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領との1回目のテレビ討論会で、自分が当選すれば、来年1月の就任前にウクライナ紛争を「解決」すると述べた。


 プーチン氏は訪問先のカザフスタンの首都アスタナで会見し、「トランプ氏が大統領候補として、ウクライナでの戦争を終わらせる用意があり、そうしたいと述べている事実を、われわれは真摯に受け止めている」と述べた。




 ロシアは通常、3年目に入ったウクライナ侵攻を「戦争」ではなく「特別軍事作戦」と呼んでいる。


 プーチン氏はまた、ウクライナ紛争終結へ向けたトランプ氏の提案について「詳しくは知らない」が、「彼が心からそう述べていることに疑いはなく、われわれは支持する」と付け加えた。


 プーチン氏は紛争終結に向けた協議の申し入れを受け入れる用意があると述べてきたが、先月には停戦の前提条件としてウクライナに事実上の降伏を要求。ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州から同国軍を撤退させ、領土を明け渡すよう求めた。

【翻訳編集】AFPBB News

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