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マクラーレンCEO、物議の衝突でレッドブルを痛烈批判

AFPBB News / 2024年7月6日 15時45分

24F1第11戦オーストリアGP決勝。リアタイヤを損傷してピットインするマクラーレンのランド・ノリス(2024年6月30日撮影、資料写真)。(c)CHRISTIAN BRUNA / POOL / AFP

【AFP=時事】前週の24F1第11戦オーストリアGP(Austrian Grand Prix 2024)でレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)とマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が物議を醸す衝突をした問題で、マクラーレンのザック・ブラウン(Zak Brown)最高経営責任者(CEO)は5日、レッドブルには競技規則への敬意が欠けていると批判した。


 先月30日に行われたオーストリアGP決勝では、総合3連覇中のフェルスタッペンが64周目にノリスと接触してともにパンクに見舞われた。フェルスタッペンは事故の原因をつくったとして10秒ペナルティーを科された後、5位でフィニッシュしたが、ノリスはリタイアに終わった。




 米国出身のブラウン氏は、第12戦英国GP(British Grand Prix 2024)を控えた記者会見で、レッドブルがフェルスタッペンに対してホイールトゥホイールの競り合いにおいて「何が限度であるか」を認識させていなかったと指摘した。


 さらには、「レッドブルのような最高のチームのリーダーがそれをあおっていたのは、無線の会話を聞けば分かる」として「失望させられた」と述べるなど、レッドブルのクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表を痛烈に皮肉った。


「ピットウオールにいるわれわれは皆、ドライバーに対して、何をすべきか、何をしてはならないか、そしてレースで何が起きているか伝える責任がある」


「従って、われわれはレギュレーションを尊重しなければならない。財務規定や、コース上の競技面の問題、(フェルスタッペンの)父親との問題といった事柄でこれまでも敬意を欠くような場面を見てきた。そうしたやり方でレースをするべきではないと思う」


 ノリスはレース当日の夜、友人でライバルでもあるフェルスタッペンの「無謀」なドライビングを批判していたが、4日には怒りを収め、これからも固い友情を維持して激しいレースを続けていくと話していた。


 しかし、マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレア・ステラ(Andrea Stella)氏は、フェルスタッペンを処分しなかったスチュワードと国際自動車連盟(FIA)を批判した。


 ブラウン氏もそれに同調し、「マックスとランドは期待通りに『つばぜり合いを演じていた』が、それは誰かが規則に反することをマックスに伝えるまでのことだった。スチュワードが注意を促す機会が失われていた」「われわれはドライバーに対し、何が正しくて何が間違っているか導く必要がある。もっと早く対処されていれば、あの事故は起きなかっただろう」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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