初出場カナダがコパ・アメリカ4強 PK戦でベネズエラ下す

サッカーコパ・アメリカ準々決勝、ベネズエラ対カナダ。PK戦での勝利を喜ぶカナダの選手（2024年7月5日撮影）。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP

【AFP＝時事】サッカーのコパ・アメリカ（2024 Copa America）は5日、準々決勝が行われ、カナダは1‐1で迎えたベネズエラとのPK戦を4‐3で制し、準決勝進出を決めた。


　カナダは13分、右サイドからのクロスに完ぺきなタイミングで走り込んだジェイコブ・シャッフェルバーグ（Jacob Shaffelburg）のゴールで先制。しかし、ベネズエラは64分、相手GKが前に出ている中でサロモン・ロンドン（Salomon Rondon）が30メートル以上の距離から見事なロングシュートを蹴り込んで同点に追いついた。


　90分を終えて迎えたPK戦では、双方5人が蹴り終えてともに2人が失敗しサドンデスに突入すると、失点の場面でミスのあったカナダのGKマクシム・クレポー（Maxime Crepeau）がウィルケル・アンヘル（Wilker Angel）のシュートをストップ。このチャンスでカナダはイスマエル・コネ（Ismael Kone）が冷静にシュートを流し込み、勝利を決めた。


　5月中旬に就任した米国人指揮官ジェシー・マーシュ（Jesse Marsch）監督の下、初出場のコパで4強入りを果たしたカナダは、準決勝で世界王者アルゼンチンと対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News