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靖国神社に落書き疑いで中国籍の男逮捕、出国の男2人を指名手配

AFPBB News / 2024年7月10日 17時16分

東京都千代田区にある靖国神社の石柱(右、2024年7月10日撮影)。(c)Kazuhiro NOGI / AFP

【AFP=時事】東京都千代田区の靖国神社(Yasukuni Shrine)の石柱が落書きされた事件で、警視庁は10日、器物損壊と礼拝所不敬の疑いで、中国籍で埼玉県朝霞市在住の姜卓君(Jiang Zhuojun)容疑者(29)を逮捕したと明らかにした。


 警視庁は他に、いずれも中国籍の董光明(Dong Guangming)容疑者(36)と許来玉(Xu Laiyu)容疑者(25)の逮捕状を取り、指名手配した。ただし、2人は既に出国したとみられている。


 姜容疑者は5月31日、董容疑者と共謀して靖国神社の石柱に赤いスプレーで「Toilet(トイレ)」と落書きした疑いがある。許容疑者が撮影役を務めたとみられている。


 国内メディアによると、中国のソーシャルメディアには、男が石柱に放尿するようなしぐさをした上、赤いスプレーで「Toilet」と書く場面を捉えた動画が投稿されている。




 警視庁によれば、警察はこの動画を確認済みだという。


 董容疑者は先にTBSの取材に対し、犯行を認めた上で、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出に抗議するために行ったもので、警察に出頭するつもりはないと語っていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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