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NATO加盟国、ウクライナへF16移送開始

AFPBB News / 2024年7月11日 11時8分

北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の公開討論会で語るアントニー・ブリンケン米国務長官。米首都ワシントンで(2024年7月10日撮影)。(c)Drew ANGERER / AFP

【AFP=時事】北大西洋条約機構(NATO)加盟国は10日、ウクライナへのF16戦闘機の移送を開始したと発表した。


 米ホワイトハウス(White House)の声明によると、デンマークとオランダがF16の移送を開始。ベルギーとノルウェーも供与を約束した。


 アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官は首都ワシントンで開催中のNATO首脳会議で「われわれが述べた通り、デンマークとオランダからF16戦闘機を移送中だ」「これらの戦闘機は今夏、ウクライナの空を飛ぶ。ウクライナはロシアの侵略から効果的に自国を防衛し続けることができるようになる」と述べた。


 また、F16の移送は、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領へのメッセージとなるはずだとも述べた。「(F16の移送は)ウラジーミル・プーチンの注意を、ウクライナやわれわれ米国に粘り勝つことはできないという事実に向けさせるものだ。固執すれば、ロシアとその利益に対するダメージがいっそう深まるだけだ」と述べた。


 ブリンケン氏は「平和への最短ルートは強いウクライナだ」とも付け加えた。

【翻訳編集】AFPBB News

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