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村長が晴れ乞い条例制定、聖職者に「天との交信」要請 フランス

AFPBB News / 2024年7月11日 13時39分

フランス中西部ヌイユポンピエール(2024年6月19日、資料写真)。(c)Guillaume SOUVANT / AFP

【AFP=時事】夏の長雨に見舞われているフランス北西部ノルマンディー(Normandy)地方のある村長が、晴天を命じ、聖職者らに「天との交信を最優先」するよう求める条例を制定した。


 仏気象局(Meteo-France)によると、同国の6月の降水量は1991~2020年の平均よりも20%多かった。地域によっては平年の2倍以上となった。


 人口227人の小村、クロンス(Coulonces)のダニエル・マリエール(Daniel Marriere)村長は10日、「(7月に)このような天気は見たことがない」とAFPに語った。「きのうの朝は土砂降りで、空は灰色で、周りがほとんど見えないほどだった。屋内は明かりをつける必要があった」という。




 村長は9日、自らの手で問題を解決しようと条例を制定。「8月と9月、そして10月も雨がやみ、代わりに明るい太陽が顔を出し、微風が吹くよう、ここに命じる」と記した。


 また「フランス北部の教区司祭らは、最優先たる天との交信を通じて貢献し、よって本条例の施行に責任を負うこと」とも書かれていた。


 以来、村長のもとには多くの住民から感謝の声が寄せられているという。

【翻訳編集】AFPBB News

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