ヴィンゲゴーがポガチャル抑え第11S制覇 ツール・ド・フランス

自転車ロードレース、ツール・ド・フランス、第11ステージ（エボーレバン～ルリオラン、211キロメートル）。UTEのタデイ・ポガチャル（右）を抑えてステージ優勝を飾り、歓喜するチーム・ビスマ・リースアバイクのヨナス・ヴィンゲゴー（2024年7月10日撮影）。(c)Thomas SAMSON / AFP

【AFP＝時事】自転車ロードレース、ツール・ド・フランス（2024 Tour de France）は10日、第11ステージ（エボーレバン～ルリオラン、211キロメートル）が行われ、チーム・ビスマ・リースアバイク（Team Visma | Lease a Bike）のヨナス・ヴィンゲゴー（Jonas Vingegaard、デンマーク）が、総合首位に立つUTE（UAE TEAM EMIRATES）のタデイ・ポガチャル（Tadej Pogacar、スロベニア）を僅差で抑え、区間優勝を飾った。


　優勝候補4選手による戦いが繰り広げられる中、昨年大会覇者のヴィンゲゴーはフィニッシュを前にポガチャルの猛追を抑え込んだ。


　スダール・クイックステップ（Soudal Quick-Step）のレムコ・エベネプール（Remco Evenepoel、ベルギー）が両者から25秒遅れの3位に入り、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ（Redbull Bora Hansgrohe）のプリモシュ・ログリッチ（Primoz Roglic、スロベニア）は55秒差の4位に終わったものの、終盤のアクシデントが考慮されて大会主催者がエベネプールとタイム差なしとの裁定を下した。


　総合順位ではポガチャルが首位を守り、2位エベネプールと1分6秒差、3位ヴィンゲゴーと1分14秒差をつけており、4位ログリッチとの差は2分15秒となっている。

【翻訳編集】AFPBB News