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「トランプ氏を標的に」発言は間違い バイデン氏

AFPBB News / 2024年7月16日 9時54分

ドナルド・トランプ前米大統領が襲撃された事件を受けてデラウェア州リホボスビーチで緊急記者会見を開くジョー・バイデン大統領(2024年7月13日撮影)。(c)SAMUEL CORUM / AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領の暗殺未遂事件を受け、ジョー・バイデン(Joe Biden)陣営は、当面はトランプ氏への攻撃の手を緩めざるを得ない状況にある。バイデン氏は15日、トランプ氏を「標的に」するべきだという表現を用いたのは間違いだったと認めた。


 バイデン氏は米NBCテレビの番組に対し、先週、献金者との電話会談で「トランプ大統領を標的に据える(put Trump in the bullseye)時が来た」と発言したのは「間違いだった」と認め、民主党に対して討論会の不振を受けてバイデン氏に撤退を求めるよりも「トランプ氏の振る舞いに的を絞るべき」という意図だったと釈明した。




 共和党は「標的」発言をやり玉に挙げて、バイデン氏こそがトランプ氏の暗殺未遂につながる政治的な状況を生み出したと非難している。ただし、過去にトランプ氏も連邦議会議事堂襲撃事件をあおったことには触れていない。


 しかしバイデン氏はトランプ氏を民主主義に対する脅威だと評した自身の発言を大筋で正当化。事件直後は批判を弱めたが、いつまでも攻撃を控えるつもりはない考えを示唆した。


「民主主義に対する脅威についてはどう語ればいいのか。これ(民主主義に対する脅威)は実在する。大統領がそういう発言をしている時にはどうすればいいのか。誰かを扇動しかねないからといって、何も言わないでいいのか」と反論。


「私は、そのような表現は用いていない。だが今、私の対立候補はそういう言い回しをしている。自分が負ければ、血の海になるだろうと発言している」と主張した。

【翻訳編集】AFPBB News

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