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トランプ氏の機密文書持ち出し事件、起訴棄却 米連邦地裁

AFPBB News / 2024年7月16日 11時0分

ジャック・スミス特別検察官(左)とドナルド・トランプ前米大統領(2023年7月18日作成)。(c)Mandel NGAN and Ed JONES / AFP

【AFP=時事】米フロリダ州の連邦地裁は15日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の政府機密文書持ち出し事件で、起訴を棄却した。検察側は上訴する方針。


 地裁のアイリーン・キャノン(Aileen Cannon)判事は棄却の理由として、捜査に当たったジャック・スミス(Jack Smith)特別検察官の指名が違憲である点を挙げた。同判事はトランプ氏が指名していた。


 スミス氏は、トランプ氏が機密文書を持ち出した事件と2020年大統領選の結果を覆そうとした違法行為の捜査を担当するため、メリック・ガーランド(Merrick Garland)司法長官によって2022年に特別検査官に指名されていた。


 キャノン判事はしかし、スミス氏の指名および予算割り当ては議会の役割を奪う形になったとし、違憲に相当すると判断した。




 これに対し特別検査官事務所の報道担当者は「今回の棄却は、司法長官が特別検察官を指名する権限は法的に認められているとする、過去の裁判所の統一見解を逸脱するものだ」とし、上訴する意向を示した。


 一方、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「フロリダでの『不当起訴』が棄却されたことは第一歩にすぎない。他の魔女狩り事案についても直ちに取り消されるべきだ」と投稿した。

【翻訳編集】AFPBB News

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