パリ五輪控えナダル実戦復帰 ルードとのダブルスで初戦勝利

テニス、ノルデア・オープン、男子ダブルス1回戦。リターンを打つラファエル・ナダル（2024年7月15日撮影）。(c)Adam IHSE / TT News Agency / AFP

【AFP＝時事】男子テニスのラファエル・ナダル（Rafael Nadal、スペイン）は15日、スウェーデン・バスタッド（Bastad）で開幕したノルデア・オープン（Nordea Open 2024）のダブルスに出場し、パリ五輪に備える中で、全仏オープン（French Open 2024）以来の実戦復帰を果たした。


　5月27日に行われた全仏1回戦でアレクサンダー・ズベレフ（Alexander Zverev、ドイツ）に敗れて以来となる実戦で、38歳のナダルはキャスパー・ルード（Casper Ruud、ノルウェー）とペアを組み、ギド・アンドレオッシ（Guido Andreozzi、アルゼンチン）/ミゲル・レイエスバレラ（Miguel Reyes-Varela）組に6-1、6-4で勝利した。

　今大会ではシングルスにも出場し、1回戦では元名選手ビョルン・ボルグ（Bjorn Borg）の息子レオ（Leo Borg、スウェーデン）と対戦する。


　四大大会（グランドスラム）通算22勝を誇るナダルは、今月のウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2024）を欠場し、自身が14度のタイトル獲得を誇るローラン・ギャロス（Roland Garros、全仏オープン）と同じクレーコートで行われるパリ五輪への準備に集中していた。


　パリ五輪ではシングルスに加え、14日にウィンブルドン制覇を果たしたカルロス・アルカラス（Carlos Alcaraz、スペイン）とともにダブルスにも出場する。

【翻訳編集】AFPBB News