不振の横浜FM キューウェル監督を解任

AFPBB News / 2024年7月16日 12時31分

サッカーJリーグ1部（J1）、横浜F・マリノスの監督を解任されたハリー・キューウェル氏（2024年5月25日撮影）。(c)Giuseppe CACACE / AFP

【AFP＝時事】サッカーJリーグ1部（J1）の横浜F・マリノス（Yokohama F Marinos）は16日、ハリー・キューウェル（Harry Kewell）監督の解任を発表した。

　キューウェル監督は、AFCチャンピオンズリーグ（AFC Champions League 2023-24）でチームを決勝に導いたものの、それからわずか2か月ほどでの契約解除となった。その決勝でチームは、エルナン・クレスポ（Hernan Crespo）監督率いるアル・アイン（Al Ain FC、アラブ首長国連邦＜UAE＞）に敗れた。

　マリノスは現在J1の20クラブ中12位と不振にあえいでおり、後任としてジョン・ハッチンソン（John Hutchinson）氏が暫定指揮官を務めることになる。

　現役時代にイングランド・プレミアリーグのリバプール（Liverpool FC）やリーズ・ユナイテッド（Leeds United）でプレーしたキューウェル監督は、選手としての成功ほど指導者として成果を出せず、イングランドの下位リーグのクラブでも苦戦し、2021年には5部バーネット（Barnet FC）で就任から7試合白星を収められず、解雇されていた。

　今年初めに就任したマリノスでは、クラブ史上初となるACL決勝にチームを導いてその流れを変えたかに思われたが、今季リーグ戦では23試合を終えて8勝5分け10敗にとどまっていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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