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1時間に爆撃3回、ガザで48人死亡 学校また標的に

AFPBB News / 2024年7月17日 14時57分

イスラエルから攻撃を受けたパレスチナ自治区ガザ地区中部ヌイセラトの避難民キャンプにあるラジ学校(2024年7月16日撮影)。(c)Eyad BABA / AFP

【AFP=時事】イスラム組織ハマス(Hamas)が実効支配するパレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)の民間防衛当局は16日、イスラエルによる爆撃が1時間に3回行われ、48人が死亡、数十人が負傷したと発表した。うち1件は学校が標的となった。


 イスラエルはこのうち2件の攻撃について実施したことを確認している。


 防衛当局トップは、中部ヌイセラト(Nuseirat)避難民キャンプの国連(UN)運営のラジ(Al-Razi)学校では、25人が死亡したとAFPに話した。


 その他、南部ハンユニス(Khan Yunis)のマワシ(Al-Mawasi)地区への攻撃では少なくとも18人が死亡し、25人が負傷。北部ベイトラヒヤ(Beit Lahia)では、交差点近くに立っていた5人が死亡した。




 イスラエル軍は「テロリスト」がヌイセラトの学校から自軍を攻撃していたと主張。またマワシ地区への攻撃についてはハマスの「部隊指揮官」が標的だったと明かした。


 ガザ地区では、ここ10日間で少なくとも学校7施設がイスラエルの攻撃を受けた。その多くは国連が運営していたが、昨年10月のガザ侵攻開始以降ほとんどが避難民の収容施設となっている。


 マワシ地区では13日にも大規模な空爆があり90人以上が死亡している。この時の攻撃についてイスラエル軍は、イスラム組織ハマス(Hamas)の軍事部門トップ、モハメド・デイフ(Mohammed Deif)氏らが標的だったと発表した。


 当時、マワシ地区はイスラエル軍によって「安全地帯」に指定されており、避難民数万人がキャンプに身を寄せていた。


 ガザ地区の病院事業を統括するモハメド・ザクト(Mohammed Zaqut)氏はAFPに、イスラエル軍は「安全地帯に指定したマワシ地区で虐殺を実行した。人口密度が高く、小型のミサイルでも多数の死傷者が出ることは明白だった」と話した。

【翻訳編集】AFPBB News

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