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マレーシア機撃墜から10年、ロシアの責任追及誓う 豪政府

AFPBB News / 2024年7月17日 18時46分

オランダ南部ギルゼレイエン空軍基地で公開されたマレーシア航空MH17便のコックピット部分(復元、2021年5月26日撮影)。(c)Peter Dejong / POOL / AFP

【AFP=時事】ウクライナ東部でマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便が撃墜された事件からちょうど10年となった17日、オーストラリア政府はロシアの責任を追及し続ける姿勢を明らかにした。


 この事件では乗客乗員298人全員が死亡し、うち38人がオーストラリア人だった。 


 ロシアによるクリミア(Crimea)半島の一方的な併合から間もない2014年7月17日、オランダの首都アムステルダムからマレーシアの首都クアラルンプールに向け飛行中だった同便は、親ロシア派武装勢力が支配するウクライナ東部の上空で地対空ミサイルに撃墜された。


 豪首都キャンベラの連邦議会で行われた追悼式典でペニー・ウォン(Penny Wong)豪外相は遺族ら参列者を前に、オーストラリアはロシアの責任追及を引き続き行っていくと述べた。


 オランダの裁判所は2022年、撃墜に関与したとして男3人に終身刑を言い渡した。裁判は被告人不在のまま行われた。


 ロシアは一切の関与を否定している。

【翻訳編集】AFPBB News

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