ナダル/ルード組が4強 MPしのぎ接戦制す ノルデアOP

テニス、ノルデア・オープン、男子ダブルス1回戦。勝利を喜ぶラファエル・ナダル/キャスパー・ルード組（2024年7月15日撮影、資料写真）。(c)Adam IHSE / TT News Agency / AFP

【AFP＝時事】テニス、ノルデア・オープン（Nordea Open 2024）は17日、男子ダブルス2回戦が行われ、ラファエル・ナダル（Rafael Nadal、スペイン）/キャスパー・ルード（Casper Ruud、ノルウェー）組は6-4、3-6、12-10でテオ・アリバジェ（Theo Arribage、フランス）/ロマン・サフィウリン（Roman Safiullin）組を下し、準決勝に進出した。


　ナダル/ルード組は最終セットのタイブレークで相手のマッチポイントをしのぎ、最後は3ポイント連取で接戦を制した。


　今大会にはシングルスにも出場しているナダルは「楽しめたと思う。最後は気持ちの入る試合となり、2人のいい選手に対していいレベルのテニスができた」と振り返り、「ダブルスの試合に満員の観客が入ったのも素晴らしかった。ここでの一日一日を楽しめている」と語った。

　ルードは同日にシングルス2回戦も戦ったが、チアゴ・モンテイロ（Thiago Monteiro、ブラジル）に3-6、3-6でストレート負けを喫した。ルードは2021年に今大会で優勝を経験し、昨年も準優勝していた。


　その他では、連覇を狙った第1シードのアンドレイ・ルブレフ（Andrey Rublev）も6-7（5-7）、6-3、4-6で世界121位のティアゴ・アグスティン・ティランテ（Thiago Agustin Tirante、アルゼンチン）に敗れる波乱があった。


　ナダルは18日にシングルス2回戦を控えており、第5シードのキャメロン・ノーリー（Cameron Norrie、英国）と対戦する。今大会はナダルにとって初戦敗退を喫した全仏オープン（French Open 2024）以来の実戦となっている。

【翻訳編集】AFPBB News