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全英ゴルフ責任者、他大会との賞金格差「気にしていない」

AFPBB News / 2024年7月18日 16時37分

ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ(R&A)のマーティン・スランバーズ最高経営責任者(2024年7月15日撮影)。(c)ANDY BUCHANAN / AFP

【AFP=時事】男子ゴルフのメジャー大会の一つ、全英オープン(The Open Championship)を主催するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ(R&A)のマーティン・スランバーズ(Martin Slumbers)最高経営責任者(CEO)は17日、同大会の賞金総額が男子ゴルフのトップ25に入っていないことについて「気にしていない」と語った。


 R&Aは今週行われる全英オープンの賞金額を発表したが、財政的な持続可能性や競技のイメージに与える影響を「懸念」し、増額を最小限にとどめた。


 優勝賞金は昨年からわずか10万ドル(約1560万円)増の310万ドル(約4億8400万円)。先月の全米オープン選手権(2024 US Open Championship)と4月のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2024)の優勝賞金は、それぞれ430万ドル(約6億7000万円)と360万ドル(約5億6200万円)だった。




 大会の賞金総額も昨年からわずか50万ドル(約7800万円)増の1700万ドル(約26億5500万円)で、他のメジャー3大会や米国ツアーの12大会、さらにサウジアラビアが後援するLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)の14大会を下回ったが、スランバーズCEOは「第一に、知らなかった。第二に、気にしていない」と述べ、「全英オープンでは、常に非常に魅力的な賞金を提供する一方で、ゴルフへの参加者を増やし、ゴルフの将来を改善することにより重点を置いてきた」と発言。


「資源をどう分配するかを選択し、持てる資源を最大限に活用しなければならない」と強調し、「競技が50年後も繁栄しているようにすることが、われわれの責任だ」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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